

大井町線「等々力」駅下車徒歩5分、東京23区唯一の自然渓谷に到着します。
約1kmにおよぶ渓谷は、住宅街との高低差が10mもあります。
上を流れる環状八号線の音に気づかないくらい静かな森林には、鬱蒼と木々が生い茂ります。
所々で湧き出る地下水に癒され、さわやかな空気の中、木漏れ日を浴びながら散策できます。
遊歩道が整備されていているので歩きやすいですよ。
道なりに進むと等々力渓谷三号横穴古墳があります。
保存状態が非常に良く、ガラス越しにはなりますが古墳内部まで見ることができます。
付近には他に2箇所の古墳があり、貴重な文化遺跡を楽しむことができます。
先に進むと不動の滝、さらに階段を上ると等々力不動尊があります。
等々力不動尊は満願寺の別院で流轟山明王院(りゅうごうざんみょうおういん)と言い、興教大師がこの辺りの景色を夢で告げられたことから、不動堂を建立したと伝えられています。
役の行者のゆかりもあり、交通安全や学業成就などのご利益があるとされます。
等々力不動尊には150本ほどの桜が植えられています。
境内から見下ろす景色が見事で、「桜の絨毯の様だ」と評されるほど。
撮影時はカエデが青々と茂り、一面のピンクとはいきませんでしたが、近づくに連れ桜のピンクが新緑のグリーンに映え、そのコントラストの美しさに感激を覚えました。
夜には木々のライトアップが行われ、幻想的な夜桜を楽しむことができます。
マイナスイオンたっぷりの空気と川のせせらぎ、そして静けさ。都会の喧騒を一時忘れ、心が癒されること間違いなしです。


等々力不動尊のすぐ近くの不動の滝。平安時代から各地の修業者が絶えなかったほど、滝修行で有名な場所です。
千年間枯れることのない湧水が打ち付けているとのことですが、現在も手続きをすれば滝に打たれることができます。
滝の轟く音が「等々力」の地名の由来になったとも言われています。